【腕時計を初めて修理に出して気づいた、「婚活」と似た感覚①】

 Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

僕はこの17年間、同じ腕時計を使い続けてきました。

シチズンのソーラー電波式のアナログ時計です。

毎日電波を受信しながら時刻を合わせるので、常に正確な時刻を表示してくれます。

ソーラー電池で動くので、電池切れも心配する必要がありません。

さらに、アナログ時計にしては珍しく、日付と曜日の両方の表示窓が付いていて、常に電波受信でカレンダー通りの日付に補正してくれます。

「あれ?今日何日だっけ?」

「あれ?今日何曜日だっけ?」

と思った時にすぐチェックできるので、とても便利です。

もはや自分の身体の一部のようになっていたこの腕時計が、最近調子が悪くなってきました。

電波をまったく受信しなくなってしまったのです。(受信できないと、その結果が時計の文字盤に表示されます)

そのせいか分かりませんが、曜日と日付の表示もバラバラになってしまい、すごく使いづらくなってしまいました。

そこで、初めて時計屋さんに持ち込んで修理の見積もりを聞いてみることにしました。

時計の修理代金

店員さんがチェックしてくれた見立てによると、

・おそらく、ソーラー電池が寿命を迎えていること。(平均寿命10年~15年程度だそうです。これは知りませんでした!てっきり一生モノだと思っていたので)

・内部の部品を滑らかに動かすための油が切れて、抵抗が生まれていること。

の2つが原因ではないかということでした。

対処法としては、メーカーに修理に出して、オーバーホール(分解してもう一度組み立てる作業)をすることになるそうです。

オーバーホール費用がだいたい1万5,000円前後。

もし部品交換が必要であれば、追加で費用ががかかると言われました。

どの部品を交換するかによりますが、最大で6万円前後の修理費になることもあるそうです。

6万円となると、最初にこの腕時計を新品で買った時の価格と変わりません。

だったら、新品を買った方が良いでしょう。

ただ、さすがに17年前のモデルが新品で売られていることはないと思います。

そこで僕は、腕時計を電器屋さんに預けて、メーカーに一度見積もりを出してもらうように依頼しました。

見積もりを出してもらっている間に、新品で代替品が見つけることにしたのです。

修理費用が出たら、代替品の価格と比べて、最終判断しようと思いました。

さすがにあれから17年も経っているんだから、技術が進歩して、安くてより良いモデルがたくさん出ているんだろうと思っていました。

理想の腕時計の条件

僕は、自分の腕時計で気に入っているポイントをすべてピックアップしてみました。

そして、チャットGPTに、

「これらすべてのポイントを満たす腕時計で、新品で買えるものを教えて」

と指示を出してみました。

ちなみに、僕が書いた条件は、これです。

↓↓↓

・アナログ式

・ブラックチタン製

・ソーラー電池式(電池交換不要)

・電波時計(常に正確)

・シンプルなデザイン(時刻以外の、小さいゲージ類がない)

・文字盤が大きすぎない

・日付と曜日の表記が両方ある

・秒針がついている

・分刻みの細かい目盛りが付いている

・暗い場所でも針が見やすい(蛍光塗料付き)

すごく多いですが、これらはすべて、今持っている腕時計の気に入っているポイントです。

そしたら、こんな回答が返ってきました。

チャットGPTの回答

チャットGPT:「現在、新品で売られているもので、すべての条件を満たす腕時計はありません。どこかを妥協すれば、見つかるかも知れません。たとえば、ブラックチタンの素材ではないもので探せばあるかもしれませんが、どうしますか?」

僕:「いや、ブラックチタンは譲れません。何とかなりませんか?」

チャットGPT:「申し訳ありませんが、ブラックチタン製で絞ると、選択肢が減ってしまいます。その中でどうしてもということであれば、曜日と日付の両方の表記を諦めることはできませんか?」

僕:「そこも譲れないポイントなのですが。」

チャットGPT:「では、文字盤のサイズにこだわらないことはできますか?」

僕:「いえ、ここだけは譲れません。」

チャットGPT:「そうなると、あなたの希望に添う商品はないようです。」

僕:「そこを何とか見つけられませんか?新品でなくても構いません。中古で状態が良いものでも大丈夫です。」

チャットGPT:「もう少し条件をゆるめてくれたら、探せますがどうしますか?」

というようなチャットの応酬が、繰り広げられました。

結婚相談所のやりとりに似ている

このやりとは、まるで結婚相談所のアドバイザーとのやりとりに似ています。

「相手女性の年齢は○○才までで、年収は最低○○円で、身長は○○センチ以下、体重は○○キロ以下、学歴は、最低でも自分と同じぐらいで。」

などと理想の条件を並べ立てる会員に対して、婚活アドバイザーは、

「どこかで妥協しないと、一生結婚できませんよ!」

とカツを入れることがあります。

その後、

「これだけは譲れない!という部分だけ、3点に絞ってください。3つ以上の条件を出す人は、一生結婚できませんよ!」

と言ったりします。

(僕は自分が婚活していた頃に、婚活アドバイザーの書いた本を何冊か読んで、こういったリアルなやりとり例を見ながら、読者としてカツを入れられました)

今回のチャットGPTも案の定、僕に「腕時計の譲れないトップ3の条件」を出すように指示してきました。

本当に結婚相談所のアドバイザーとのやりとりみたいになってきたのです。

 

・・・つづく。

 

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