From シンヤ（男女のパートナーシップ研究所）
※最近Ｆａｃｅｂｏｏｋのショート動画で見付けた、未来の婚活スタイルを描いたストーリーの感想の続きです。
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https://www.facebook.com/reel/1792432791168147?fs=e&s=TIeQ9V
(→前回の続き）
婚活参加者だけではなく、婚活パーティー主催者側にとっての悩みでもある、
・良い雰囲気の会場が見つかりづらい
・参加男性の服装が、場にふさわしくないことが多い
という２つの問題を解決するのが、ＶＲ婚活のメリットです。
会場の雰囲気によって、女性陣の気持ちの乗り方に大きな差が出ます。
古い商工会議所の中にある、無機質な会議室で行われた婚活パーティーに僕が参加した時には、まったく盛り上がりませんでした。
逆にオシャレで開放感のあるレストランで行われた婚活パーティーに参加した時は、誰と話しても盛り上がりました。
会話が盛り上がるかどうかは、女性陣のテンションの高さで決まると言っても過言ではありません。
そういう意味では、会場選びは大事です。
また、男性陣の服装は、ビックリするぐらい女性陣との開きがあることが多いです。
部屋着みたいなカジュアルな格好で来る男性の比率の高さに、驚く女性も多いようです。
その点、ＶＲ婚活パーティーなら、服装も自由に変えられます。
でも僕は今回、ＶＲ婚活のショートドラマの動画を見ていて、リアル婚活と変わらない部分があることに気付きました。
リアル婚活と変わらない部分
それは、男女がお互いに求めるものの違いです。
ＶＲの世界では、お互いに事前に入力した希望条件を元にした「マッチ率」が全員の頭上に表示されます。
たとえば、あなたが理想の異性のステータスを入力した場合、その数値を元にしたマッチ率が表示されます。
これは、今のマッチングアプリや結婚相談所の検索システムと似ています。
男女ともに、マッチ率が低い相手と話すのを避けることで、ムダな時間を過ごさずに済む仕組みです。
「表面的なステータスで最初のジャッジがなされる」という点は、ＶＲ婚活も今の婚活も、変わらないと思います。
相手に求める条件も変わらない
ＶＲ婚活パーティーの仕組みでは、参加者はみんなメガネをかけていて、自分のメガネのフチをクリックすると、相手の年齢、学歴、年収などのデータを見ることができます。
動画の中では、女性たちは男性に話しかける前に自分のメガネのフチをクリックして、男性の学歴や年収を見て、話すかどうかをジャッジするシーンが何度も出てきました。
一方で、主人公の女性に最初に声をかけてきた男性は、メガネのフチをクリックせずに話しかけていました。
その後、主人公の女性が「いいんですか？私には障害が・・・」と自分から懸念点を告白して、それを聞いた男性が、始めてメガネのフチをクリックして、その女性の障害の内容を知る。
そんなシーンが描かれていました。
この「相手のステータスデータを見るタイミングの違い」は、男女が結婚相手に求めるものの差を表していると思います。
女性は、結婚相手の男性に高い学歴、年収を求める傾向があります。
学歴や年収は、話しかける前には分からないので、データを見ないとジャッジできません。
一方で男性は、結婚相手の女性に学歴や年収を求める人は少ないです。
優先順位は、年齢の若さやルックスの良さです。
ルックスの良さは、見た瞬間に分かります。
年齢も、メイクやファッションで多少差は出るものの、だいたいの年齢はパッと見で分かるものです。
僕が目撃した、「婚活パーティーでモテる女性タイプ」
僕が過去に毎週末参加していた婚活パーティーでも、男性が群がるのは、
・ルックスが良い女性
・若い女性
でした。
たまに両方を兼ね備えた、「若い美人」が参加することがありましたが、フリータイムに男性が群がって争奪戦になって、とても僕が近づける雰囲気ではありませんでした。
（ただし、若い美人でも、あからさまに「話しかけるなオーラ」を出しまくっている人も一定数いて、その場合は男性陣はビビッて話しかけられずにいました）
また、年齢制限が男女とも４０歳までの婚活パーティーで、女優なみにルックスがめちゃくちゃ良い４０歳の女性を見たことがあります。
僕が３分間全員トークで話したときの対応も、そんなに話しにくさは感じませんでした。
（きっとこの女性は、フリータイムでモテモテになるに違いない！）
と思っていたら、フリータイムで男性陣が誰もその女性にアプローチしていなくて、一人でいる姿を見て、僕は驚きました。
その時に男性陣が群がっていたのは、普通のルックスの２０代女性たちだったのです。
僕はこの時、「やはり男性は年齢で女性を選ぶのか！ルックスの良さという強みは、恋愛の世界では強くても、婚活の世界では通用しないことがあるんだなぁ・・・」と改めて気付いたのを覚えています。
ちなみにその後、僕が色んな婚活パーティーに参加して気付いた「婚活で最もモテる女性」のタイプは、
①愛想が良くて話しやすく
②ワンピースなどの女子力高めの服を着てい
③実年齢が若い
という人たちでした。
おそらく男性にとっての「女性のルックスの良さ」というのは、顔の形が整っていることだけではなく、「女性らしい服装をしている」ことも含まれる気がします。
そういう服を着ている女性は、男性の心理を研究しているので、モテるのです。
まとめると、「男性が話しかけるハードルが低くて、実年齢が若い」というのが、婚活パーティーでモテる女性の条件のようです。
女性が男性に高年収を求めるのと同じように、男性も女性に年齢を求めるという点では、男女に差はないのかもしれません。
そして近い将来、ＶＲで婚活する時代になっても、男女がお互いに求めるものは変わらない確率が高そうです。
・・・つづく。
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