From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
※火曜日のブログはシンヤが担当します
(→前回の続き)
※国際結婚をしているイーツさん夫妻のYouTube動画を見た感想のシェアの続きです。
海外から日本に移住した外国人が、カルチャーショックを乗り越えて日本に住み続けるためには、忍耐力が必要です。
自分自身を日本文化に適応させるために、少しずつ小さな調整を繰り返すうちに、最終ステージに突入します。
それが、「Acceptance Phase(受け入れるステージ)」だと、イーツさんは言っています。
日本文化を受け入れるステージ
そもそもカルチャーショックを感じている原因は、
・自分の中にある「日本への期待値」を、現実の日本と照らし合わせて、その違いにイライラする。
・自分の周りのものごとを、自分の思い通りにコントロールしようとしたり。
といったものです。
そういった心理状態から抜け出して、「日本社会に自分自身をフィットさせる」ようになるのが、この最終ステージです。
この心理状態になった後は、多少イラッとさせられる出来事に遭遇しても、受け入れる余裕が生まれます。
日々の生活を再び楽しむことができるようになるのです。
それは、来日したばかりのキラキラ&ワクワクの気持ちとは違い、静かな日常の中に楽しみを見いだす感覚です。
これが、イーツさんが日本に長く住んでいる間に経験したことだそうです。
パートナーシップも同じ
これはまさに、結婚後のパートナーシップに似ています。
そもそもパートナーのことがキラいだと感じている原因は、
・自分の中にある「パートナーにこうして欲しい」「自分を愛しているなら、こうするべきだ」という期待値を、現実のパートナーの行動と照らし合わせて、その違いにイライラする。
・パートナーの言動を、自分の思い通りにコントロールしようとする。
といったものです。
そういった心理状態から抜け出して、「パートナーに自分自身をフィットさせる」ようになるのが、このケンカから抜けさせるステージです。
この心理状態になった後は、多少イラッとさせられる出来事に遭遇しても、受け入れる余裕が生まれます。
自分と相手との違いが分かり、その違いを受けいられるようになると、気持ちがラクになります。
相手は自分の期待通りに動かないのが当たり前で、それは自分が相手に大事にされているかどうかとは、直接関係ない。
相手は自分のことを大切に思っていても、自分の期待通りに動かないことはよくある。
そう思えるようになると、再び心に余裕を取り戻せるのです。
余裕ができると、日々の生活を再び楽しむことができるようになります。
自分の心の中にある「この人が好きだ」という感情も、少しずつ取り戻せてきます。
それは、出会ったばかりのキラキラ&ワクワクの気持ちとは違います。
静かな日常の中に、相手への愛を見いだす感覚です。
こうして比べてみると、本当に海外移住と結婚は似ている部分が多いなと感じますね。
男女の付き合いはカルチャーショック
男女が付き合って関係を継続すると、遅かれ早かれ必ずやってくる「こんなはずじゃなかった」という感情。
どんなにパーフェクトに見えていた相手でも、いつか冷めていく感覚。
この避けられない状況は、まさにカルチャーショックと同じだと思います。
①自分との違いに魅力を感じて、
②相手の欠点が見えない状態になり、
③付き合ってしばらくすると、違いが気になり始める。
④そのうち、気になるレベルを超えて、キラいになる原因にさえなる。
⑤相手は何も変わっていないのに、自分の見え方が変わったことで、ショックを受ける。
この流れは、まさに移住と恋愛の共通点だと思います。
次回の記事では、イーツさんが動画の中で言っている、
「来日予定の外国人に贈る6つのアドバイス」
を見ながら、パートナーシップについて考えていきましょう。
・・・つづく。
※このブログでは、恋人や夫婦のケンカを乗り越え、パートナーと長く幸せな関係を築く方法を発信しています。
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