From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回のつづき)
前回の記事では、心の余裕を生み出すための戦略として、「1回目の告白はジャブ打ち」ということをお伝えしました。
ジャブということは、あくまで「様子見」です。
別に当たらなくても良いのです。
ボクシングでは、試合開始早々いきなり右ストレートを打っても、まず当たりません。
まず最初の数ラウンドは、ジャブで相手との距離感を測り、どこに隙があるか?を探ります。
ボクシング業界には、
「左を制する者は、世界を制す」
という言葉があります。
文字通り、左ジャブを上手に打てる選手は、世界チャンピオンになる確率が高い、という意味です。
左ジャブが上手な選手は、相手との距離感がうまくつかめるので、決めの右ストレートや他のパンチも当たりやすくなり、結果、勝つ確率がアップするのです。
これをパートナーシップに例えると・・・
1回目の告白を制する者は、女心を制す
ということになります。
告白は多くの男性にとって、「白黒ハッキリ決着をつける手段」になっています。
1回目の告白で決着を付けようとするのは、試合開始早々に大振りの右ストレートを打つようなものです。
もし告白をして彼女からOKがもらえたら、恋人ゲットで、バラ色人生!
もし告白を断られて空振りしたら、完全敗北。
彼女とは気まずい関係になって、もう二度と2人では会えなくなって、人生どん底・・・
という感じです。
でも実は、1回目の告白は「勝負を決める右ストレート」としての位置づけではないのです。
1回目の告白は、意中の女性との心理的な距離感を測るための、ジャブの役割があります。
ボクシングのジャブの2つの効果
ボクシングのジャブには、2つの効果があります。
①相手との距離を測りながら、攻めるリズムをつかむ効果。
②相手にジワジワとダメージを蓄積させる効果。
この2つの効果により、次に繰り出す右ストレートが当たる確率がアップします。
また、右ストレートが当たった時にも、相手が倒れて10カウントで立ち上がれない確率がアップします。
もし相手がノーダメージ状態だったら、いくら渾身の右ストレートが当たっても、グラッとするだけで何とか持ちこたえて倒れないかもしれません。
でも、それまでにジャブで確実にダメージを蓄積させておけば、いざ右ストレートが当たった時の効果が数倍になります。
ジャブ告白の2つの効果
実は、1回目の告白も、これと同じです。(以後、1回目の告白のことを、「ジャブ告白」と呼びます)
ジャブ告白にも、2つの大きな役割と効果があります。
①相手との心理的な距離を測りながら、攻めるリズムをつかむ効果。
②相手にサプライズを与えながら、ジワジワと少しずつ、こちらに気持ちを傾けさせていく効果。
この2つの効果があります。
次回は、この2つを詳しく解説します。
シンヤ:「実は、僕がサヤに告白した時にも、1回目はこのジャブ告白を使いました。」
サヤ:「ジャブ打ってきましたね(笑)」
シンヤ:「効き目はどうでしたか?」
サヤ:「確かに、効きましたね。でも、告白をジャブとして使う人は初めてだったので、驚きました。」
シンヤ:「告白をジャブとして使う男性は少ないですよね。僕も最初の頃は、大振りの右ストレートしか打ち方を知りませんでした。そして、空振りしまくりでした(^_^;」
サヤ:「もちろん、むやみに告白を繰り返せばいい、というわけではありませんが、1回で決めようとするよりは、ずっと効果がありますね。」
シンヤ:「次回の記事では、その効果を深掘りしていきましょう。」
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