【夫にお願いしても聞いてもらえない時の対処法①】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

「夫にお願いしても、やってもらえない・・・」

「何度もお願いしてると、キレられてケンカになる・・・」

という声を聞くことが多いです。

お願いだけではなく、夫への提案やアドバイスも受け入れられないことが多いと嘆く女性の声をよく聞きます。

これはどうやら、多くのカップルに共通する悩みのようです。

私たちシンヤ&サヤにも、つい先日、同じ事が起こりました。

男女脳の違いと心理学を普段から勉強していても、実際に自分の身に起こると、感情に支配されてしまうので、ケンカは避けられません。

ただ、落ち着いた後に分析することはできます。

今回は、私たち夫婦に起こった実例を元に、「夫がお願いを聞いてくれない理由と対策法」を探っていきたいと思います。

私たちの実例

それは、いつも通り動画を撮影する直前に起こりました。

その時の状況は、カメラの前に2人とも座っていて、角度や照明などの最終チェックをしている状態でした。

ケンカの流れは、こんな感じで起こりました。

↓↓↓

①シンヤ:iPadの画面を見せながら説明するシーンがあるので、事前にちゃんとiPadの画面がカメラに映るかどうか?確認しようとした。

自分の角度からはカメラの液晶モニターが見えず、iPadの画面がちゃんとカメラに映ってるかどうか?確認できなかったので、サヤに聞いた。

その時のセリフ:「iPadの画面、ちゃんと映ってる?」

②サヤ:カメラの液晶モニターを見てチェックしたら、問題に気付いた。

カメラの上に設置しているリングライト(輪の形をした照明)がiPadの画面に映り込んで、文字が見えづらくなっていた。

それをシンヤに伝えた。

その時のセリフ:「リングライトが映り込んで文字が見えづらくなってるよ。リングライトを消すか、○○したら?(いくつか代案を含めて伝える)」

③その直後にこんなやりとりが続いた。

↓↓↓

シンヤ:「ん~。この角度だとリングライトが映ってってことね。」

サヤ:「そう。だから、リングライトを消すか、○○をしたら?(さっきと同じ提案)」

シンヤ:「・・・」(無言でやり過ごす)

サヤ:「ちょっと私の話、聞いてる?」

シンヤ:「・・・」(怒りがこみ上げてくる)

サヤ:「ねぇ!」

シンヤ:「ぬぬっ!うるせーな!!もう!!俺に命令するな!!」

サヤ:「はぁ?何?命令なんてしてないじゃん!なんでこれが命令になるの?」

シンヤ:「命令だろ!俺が従わなかったから今怒ってるじゃん!それはどう考えても命令だろ!」

サヤ:「命令じゃないでしょ?これはお願いじゃん。」

シンヤ:「お願い?その上から目線の言い方は、どう考えてもお願いじゃないだろ!」

サヤ:「何?上から目線て!!私のことが自分より下だって言いたいの?」

シンヤ:「逆だ!俺を見下してるように聞こえるって言ってんの!」

以上が、覚えている範囲でのやりとりです。

こんな会話を、動画撮影の直前にしました。

当然、険悪なムードが室内に立ちこめました。

それでもカメラを回す

それでも、私たちは予定通りカメラを回して、動画を撮りました。

以前は、撮影前にケンカすると「もうそんな気分じゃなくなったわ!」とお互いにやけくそモードになっていました。

でも、何度も繰り返すうちに、「ケンカのたびに撮影を中断していたら、いつまで経っても1本も撮れない」ことに気付きました。

そこで最近は、ケンカしてもとりあえずは動画撮影は済ませるようにしています。

ちなみに今回の「撮影直前ケンカ動画」は、よりによって僕らの新しい試み、「英語で発信するYouTubeチャンネルの紹介」の動画でした。

良かったら見てみてください。

↓↓↓

もしかして、隠せない怒りが伝わってくるかも知れません(笑)

 

動画撮影中に怒りが収まる

動画を撮影している時には、大勢の人達に見られる前提なので、ムリにでも笑顔を作りながら話します。

笑顔を作って元気に話していると、だんだん怒りが収まってきます。

これは心理学の本にもよく書いてあることですが、

「感情をコントロールしたかったら、まず先に身体を動かすと良い」

という考え方があります。

たとえば、気持ちが落ち込んでいる時には、わざと笑顔を作って、背筋を伸ばし、部屋の中を大股で歩きながら、大きな声で「気分爽快だ!」と言い続けていると、気分が回復するそうです。

この方式は、海外ではうつ病の治療などでも採用されていて、一定の効果が証明されているそうです。

カメラの前で動画撮影する場合は、この感情コントロール機能がより強力に働きます。

さらに撮影中は「2人で揃って笑顔で話す」ことになります。

すると、脳が「私たちは仲が良い」と錯覚します。

さっきまでプンプン怒っていても、動画を撮影し終わる頃には、怒りが収まっていることが多いです。

動画撮影が終わると、ケンカの原因分析と、今後の再発防止策のためのミーティングが始まりました。

・・・つづく。

 

 

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