【スペックが高いのに婚活パーティーで全然モテない?!46才公務員男性が成功するための戦略④】

From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回の続き)

前回の記事では、彼女 or 彼氏なし期間が長ければ長いほど、理想が高くなりがち、というお話をお伝えしました。

もちろん、好きになれない人とムリしてまで結婚するのは意味がないかもしれません。

ただ、自分が今思っている「理想の異性」が、実は自分には合わないことがあります。

合わない理由は、そもそも理想像がぼんやりしているのが原因です。

もし投稿男性がこれを読んだら、

「そんなことないでしょ!俺の理想は、40才~45才で、すらっとしたスタイルの良い美人で、都会的な女性ですよ。これ以上、具体的な理想像が他にあるんですか?」

と言われそうです。

でも実は、大事な部分が抜けているのです。

自分がどんな結婚生活をしたいのか?

それは、「自分がどんな結婚生活を送りたいのか?」ということです。

理想の結婚生活の「ふつうの1日の様子」を、頭の中にありありと描くのです。

たとえば、

・自分が朝起きたら、パートナーも一緒に起きる。

・朝食は2人で一緒に食べる。その時には、パートナーと○○について話す。

・2人とも仕事があるので、一緒に家を出て、途中の駅まで一緒に歩く。その最中は、○○の話をする。

・仕事はお互いに残業しないで、定時に帰宅する。

・夕食は1日おきに交代で作る。

・夕食の食卓では、○○の話をして盛り上がる。

・食後は、○○のドラマを一緒に見て楽しむ。

・お互いの趣味の時間を大事にするために、月に1~2回は週末に別行動する。

・お金の使い道は、自分は○○に一番お金を使いたい。

・パートナーが○○や○○にお金を使うのは気にならないけど、○○に多額のお金を注ぎ込むのは、ちょっと気になるかもしれない。

などなど、細かく描こうと思ったら、いくらでもできます。

まずは、自分がどんな結婚生活が理想か?をできるだけリアルに思い描くのです。

自分が今理想にしている女性の生活スタイルを想像する

次にやることは、自分が今理想だと思っている女性の生活スタイルをできるだけリアルに思い描いてみます。

たとえ女性経験値がなくても、ネットや雑誌などの情報で検索すれば、ある程度の想像はできると思います。

どうしても分からない場合は、女性用のファッション誌を買ってきて、くまなく読むことです。(僕は婚活中に、これをやりました。アンアン、キャンキャン、ノンノなど、有名な女性誌は片っ端から買って読みあさりました)

すると、女性の生活の実態が見えてきます。

・自分が好みのタイプの女性が着ている服の価格帯は、いくらぐらいか?

・白黒ページにある悩み相談には、女性がどんな仕事をしていて、どんな悩みがあると書かれているか?

・この雑誌を買うようなタイプの女性が望む恋愛スタイルや結婚生活は、どんなものか?

などなど、貴重な情報が満載です。

それらを読みつつ、自分の理想の女性がどんなライフスタイルを送っているのか?を予想するのです。

たとえば、今回の投稿男性の理想像は、

「40才~45才ぐらいで、都会的でオシャレな、スラッとしたスレンダー美人」

となっています。

そういう女性は、どんな生活をしているのでしょうか?

どんなところにお金を使っているのでしょうか?

どんな仕事をしているのでしょうか?

たとえば、こんな想像が浮かんできたとします。(あくまで想像です)

↓↓↓

・オシャレにいつも気を遣っているので、服代は毎月最低5万円。衣替えの季節には、月15万円ぐらい使うこともある。

・ネイルや美容室はもちろん、エステでお肌のメンテナンスにも毎月通って気を抜かない。これらの美容代は月3万円以上はかかっている。

・化粧品はデパコスのいい物を使っている。洗面所には、1つ1万円以上する化粧水、乳液、クリームなどが並んでいる。

・仕事が忙しいので、勤務地に近い都心の新築タワーマンションに住んでいる。家賃は月20万円。

・誕生日には、自分へのご褒美にブランドバッグ(30万~50万円)を毎年新しく買い足している。

・仕事のストレス発散は、女子会でおしゃれなレストランのちょっとお高い美味しい料理を食べに行くのが恒例。

・仕事は、有名アパレル会社のブランド企画部で働いている。プロジェクトリーダーを任されていて、残業続きの生活。

・仕事が終わると夜遅くなるので、基本的に料理はしない。平日の夕食は、軽くお酒とおつまみ程度で済ましている。

・週末は、気が向いたらたまに料理する。

・まとまった休みが取れた時は、旅行にお金をかけることが多い。年2~3回は高級温泉旅館やホテル、海外一人旅を満喫している。旅行代は年間50万円~。

 

みたいな感じです。

ちょっと大げさに想像していますが、都会的でオシャレな40代女性であれば、まったく外れていることもないと思います。

少なくともオシャレで洗練された雰囲気であれば、ファッションや美容にかなりの投資をしていることは間違いないでしょう。

さらに、一人暮らしでそれだけの支出をまかなっているとしたら、仕事もかなりハードで労働時間も長いはずです。

休日出勤や出張も多い確率が高いでしょう。

その女性と自分の理想の結婚生活ができるか?

次のステップは、先ほど自分が想像した理想の結婚生活が、その人とできるか?を考えてみましょう。

・自分の妻がファッションや美容に大金を注ぎ込むのを見て、まったく気にならない、それどころかキレイになる妻を見るのは嬉しいと感じるかどうか?

・毎晩、夜遅い時間に酔っ払って帰ってくる妻の姿のを見て、自分はどう感じるか?

・ただでさえ平日はスケジュールが合わない中、週末に女子会に出かけて行く妻を、気持ち良く送り出せるか?

・妻がいつも行く高級イタリアンレストランに一緒に行った時、自分は居心地良く感じるか?

・お腹が満たされない少ない量の料理を食べて、1人1万円以上払うことに、抵抗はないか?

・休みの日の過ごし方は自分のペースと合うのか?

などなど、じっくりとリアルに想像してみるのです。

本当は理想の女性ではなかった??

公務員の仕事をコツコツと長年続けられるタイプの男性は、こういった派手なライフスタイルを送る妻との結婚生活に、嫌気が差してくるかもしれません。

こういう女性を妻にしてうまくいく男性は、お金に余裕のあって自分もそれなりに派手な生活をしている、経営者かもしれません。

そんなことをじっくり想像してみるのです。

おそらく、最初の自分の希望とは、だいぶズレがあることに気付くでしょう。

本当は理想の女性ではなかった!!

と感じるかもしれません。

それが分かったら、ターゲットを変えればいいのです。

自分が理想の結婚生活を送れるパートナーは、今の自分が好みだと思っている女性ではないかもしれません。

今までの婚活パーティーで見過ごしていた女性が、実は自分の理想のパートナー像に最も近いのかもしれません。

リアルな想像は、大事です。

次回は、「それでもやっぱりターゲットは変えたくない」と決断した場合の対応策をお伝えします。

 

・・・つづく

 

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