【40代独身男性。今が充実しているけど、婚活すべきか?③】

 Fromシンヤ(男女のパートナーシップ研究所)

(→前回の続き)

前回の記事では、僕が個人的に結婚して良かったと感じる点の1つ目として、「定期的にやってくる寂しい感覚」がなくなったことをお伝えしました。
「自分は誰にも必要とされていないのでは?」
という漠然とした寂しさです。
これも、人によって感じ方や頻度が違うと思うので、あくまで僕のケースです。
次に、最近よく感じるようになった、結婚して良かったと感じる2つ目の点をお伝えします。
それは、「体調を崩した時の安心感」です。
これも、いつそう感じるかは個人差があると思いますが、僕は40代なかば以降になってから、けっこう体調を崩しやすくなった感じがします。
妻のサヤと付き合っている時や、結婚してから最初の数年は、ほとんど体調を崩すことはなかったのですが、ここ数年で、
・尿路結石の激痛でダウン
・急性胃腸炎で、しばらく飲食できなくなる
・コロナ禍には外出を控えてめちゃくちゃ気をつけていたにも関わらず、コロナにかかって超高熱と咳で長期間ダウン。
・最近だと、右足の親指が痛風になって、激痛で数週間歩けなくなる。
といった、これまで経験したことがない体調悪化を経験しました。
幸い、入院するほどの病気やケガはまだ経験したことがないのですが、それでも未経験の体調不良を経験している最中は、すごく心細くなりました。
そんな時に、サヤに看病してもらったり、「たいしたことないよ!痛風で死ぬ人なんていないんだから!」と笑いに変えてもらったりすることで、だいぶ心が軽くなりました。
フトンの上で動けずに寝ていることしかできない状態になると、人生について色々考えてしまいます。
そんな時に、もし独身だったら、きっと僕は心細さと大きな不安を感じていたでしょう。
中には、身体が強くて全然病気にならない人もいると思いますが、一般的には40代以降になると、それまで経験したことがない体調不良を経験する確率が上がると思います。
男性は、自分の身体がピンピンしている時には「このまま一生ひとりで生きる方がラクだな」と思いがちです。
でも、しばらく動けなくなるぐらいの病気やケガをすると、気楽さよりも不安の方が大きくなると思います。
そしてもし、完治せずに身体に大きなハンデを背負ってから婚活を始めた場合、それ以前に比べて成功率は下がるでしょう。
もちろん、努力次第では、ハンデも克服できます。
ただ、「以前より必要な努力量が大きくなる」という点では、元気な今のうちに行動しておいた方が、有利なことは間違いありません。

結婚の3つ目のメリット:心に余裕ができる

これは、安心感とつながっている部分ですが、僕は結婚することで自分の心に余裕ができたと感じることが増えました。
これも人によって感じ方は違うとは思いますが、僕個人としては、以前より人付き合いにも余裕ができた感じがします。
その理由を分析してみると、
・初対面の人と話しやすくなった
・仕事に打ち込みやすくなった
・若い女性との接し方が変わった
ことが大きいのではと思います。
たとえば僕の場合、以前は何かの交流会などで初対面の人と話している時にも、「ご結婚はされいていますか?」みたいな流れになった時に、僕が「いいえ」と答えた後に、相手が気を遣って話題を変えるような気配を感じていました。
あるいは、「いいですね!自由で!私なんて・・・」と、うらやましがられるような発言をもらったことも多くあります。
でも内心、僕は「いや、もうその話題はいいから・・・」と感じていました。
これは、自分自身が「結婚していないことを心の底で気にしている」から、そう感じていたのかもしれません。
どちらにしても、僕は初対面の人と話している時に、「結婚の話題になって欲しくない」という気持ちがありました。
それが、結婚したことでガラッと変わりました。
初対面の人達と話しても、「どんな話題も、ドンと来い!」みたいな気分になったのです。
心に余裕ができたのを感じました。
その結果、不思議と「ご結婚はされていますか?」と聞かれることがほとんどなくなりました。
僕は結婚指輪をふだん着けない派なので、僕が結婚しているかどうかは、見た目からは分かりません。
それでも、初対面の人達から結婚しているかどうかを聞かれることがなくなりました。やっぱり、心の底で自分が思っていることを、他人が鏡のように反射してくるのかもしれませんね。

「狩りモード」が発動しなくなるメリット

男性には、本能的に「狩りモード」が備わっています。
僕も独身の頃、特に婚活パーティーに参加しまくっていた頃には、日常生活で若い女性と話す機会があると、すぐ本能が発動して、
「どっやったら仲良くなれるだろうか?」
「彼氏はいるのかな?」
みたいなことをグルグルと脳内で考えることが多くありました。
相手が超美人だったら、「どうせ俺なんかにはムリだ」と瞬間的に考えることもありました。
でも、「どうせムリ」という考え方自体が、すでに「狩りモード前提」なのです。
確かに自分が独身であれば、どんな女性でも結婚相手になる可能性はあります。
たとえ手が届かなそうな相手であっても、理論的には可能性ゼロではありません。
結婚前に好みの女性すべてを狩りの対象として見てしまうのは、本能的に仕方ないのかもしれません。
(結婚した後にも「狩りモード全開」で浮気する人のケースは、ここでは除外します)

仕事に支障が出る

この本能は、たまに仕事に打ち込む際にジャマになることがありました。
仕事上で出会った女性が気になると、仕事に手が付かなくなることがあったからです。
僕は過去に、仕事上で出会った女性とお付き合いしたことが3パターンあります。
部下と付き合うパターンが2回。
お客さんと付き合うパターンが1回。
どのパターンも、仕事に大きな支障をきたしました。
特に別れる時が修羅場でした。
それがなくなるだけでも、すごく仕事に打ち込めます。
邪念が消えると、集中力が高まります。
また、仕事以外の場で若い女性と出会っても、別に狩りの対象として見なくなるので、接し方が自然になりました。
以前は、「このチャンスを逃してはならない!なんとしても、次にまた合う口実を作らなくては!せめてLINEだけでも!」みたいな指令が脳内に出いていたのが、今ではまったくなくなりました。
これは、「自分自身を男の本能から解放する」という点で、すごくラクになった感覚があります。
どこで共感できるかは人によって違うとは思いますが、少なくとも僕はそんな感じでした。
次回は、結婚とセットで語れることの多い「子どもを持つこと」について、僕の心境の変化をお伝えします。

・・・つづく

 

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