ペイパルについてカンタン解説
料金支払いシステム「PayPal(ペイパル)」についてカンタンに解説します。
ペイパルはアメリカ生まれで、20年以上決済サービスを提供してきた実績があり、2018年3月時点で世界中で2億2,700万人以上の人や企業が利用しているオンライン支払いサービスです。
お客さん側の利用料は完全無料です。
(売り手が手数料をすべて負担するシステムです)
日本ではまだ馴染みが薄いですが、海外では最もメジャーな支払い手段で、ショッピングサイトを始め、色々なオンライン支払いの場面でペイパルが使われるのが一般的になっています。
アメリカに旅行するときに入国審査で必要になる「ESTA渡航申請」(米国国土安全保障省の発行)も、今ではペイパル支払い対応になっています。
最近は日本でもペイパルを取り入れる企業が増え始めています。今後は国内でもどんどん普及していくと思われます。
ふつうのクレジット支払いとの違いは、ペイパルの方が「安全性が高い」ことです。
ペイパルが安全な理由
ふつう、クレジットで買い物をする場合は、お客さん側は、自分のクレジット番号などの個人情報を売り手に渡します。
もし、売り手が悪い人だった場合は、その情報を悪用されてしまうことがあります。
ペイパルで支払う場合は、真ん中にペイパルの会社が入ります。
お客さん(クレジットカードを使う)
↓
ペイパル(立て替え払い)
↓
売り手(ペイパルから代金を受け取る)
という順番でお金が流れるので、お客さんのクレジット情報が売り手に知らされることはありません。個人情報が守られるので、安全です。
特に海外では、顧客のクレジットカード情報を盗んだりする悪徳業者が多いので、お客さん側は「ペイパルを使った支払いができるお店」を選ぶ人が多くなっています。
カードのポイントもたまる&手数料はゼロ
もちろん、クレジットを使ったときのポイントも、いつも通りたまります。
手数料も一切かからないので、お客さん側にデメリットはありません。
(すべての手数料は、売り手側が負担する仕組みです)
支払い方法は2種類
ペイパルを使った支払い方法は2種類あります。
方法①
ふだんクレジットカードでお買い物するときと同じように、カード番号などの情報をペイパル画面に入力しながら支払いする方法。
方法②
先にペイパルのアカウントを作る方法。あらかじめペイパルアカウントにクレジットカードなどの情報を登録しておけば、次からは「パスワードを入れてポン!」で支払いが完了します。すごく速くてラクです。毎月の定期支払いの仕組みを利用する場合は、アカウント登録が必要です。
※僕のオススメは、②のペイパルアカウントを作る方法です。アマゾンと同じくらいカンタンに支払いができます。一度作っておけば、海外のショッピングサイトでも安心してお買い物ができます。
また、動画セミナーの定期コースを受ける場合は、ペイパルの定期支払いシステムを使うので、アカウント登録が必要です。
ペイパルのデメリット
いいことずくめのペイパルにも、デメリットはあります。
デメリット①
ペイパルのアカウントを作らずに、ふつうにクレジット払いをする場合は、入力する登録情報が多いので少し面倒です。
※最初にアカウントを作ってしまえば、次から支払いの時の手間はほとんどかかりません。
デメリット②
海外の企業なので、日本語の説明文が英語の直訳で、堅い表現が使われていて、ちょっと分かりにくいことがあります。
ただ、使っている人が多いので、ネットで検索するとQ&Aや解決策がたくさん出てきます。
デメリット③
定期支払いシステムを利用するためには、アカウント登録が必要です。クレジットカードとお名前やご住所などの情報を、ペイパルに登録する必要があるので、一番最初だけ少し手間がかかります。
以上がペイパルの仕組みの解説です。
もっと詳しい情報を知りたい場合は、ペイパルのホームページをご覧ください。