From シンヤ&サヤ(男女のパートナーシップ研究所)
(→前回の続き)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
前回の記事では、結婚相手の条件に「家事を手伝う意志のある男性」を入れた場合、ほとんどの男性は対象外になってしまう、というお話をしました。
では、もしあなたにとって「家事を手伝ってもらうこと」が譲れない条件だった場合、結婚相手の彼をどう見極めればいいのでしょうか?
どの基準で選べばいいのでしょうか?
私たちが考える、彼を選ぶおすすめの基準は、「話し合える人かどうか?」です。
家事の分担などの問題が発生した時に、2人で話し合って解決できるかどうか?
あなたが心の内を話した時に、彼がちゃんと真摯に向き合って受け止めてくれるか?
そこを判断基準にするのがオススメです。
実は家事は表面的な部分
家事の分担問題というのは、あくまで氷山の一角です。
長い結婚生活の中でぶつかり合う、話題の1つに過ぎません。
今後、子供が生まれたりすれば、家でのしつけや食事内容、教育方針など、色んな所で二人の意見が食い違ったり、価値観の違いが出てくるでしょう。
その都度、2人でじっくり話し合えるかどうか?
彼が自分の意見を一方的に押しつけるタイプではないかどうか?
もしくは、彼が逃げたりあなたをないがしろにしないで、あなたの感情を受け止めて、理解する努力をしてくれるか?
そこを見る方が大事です。
もし、それができる彼なら、きっと家事の問題も解決できるでしょう。
結婚してから2人の共同生活を続ける中で、色々とすり合わせをして、2人の快適ゾーンを見付けていくことができるはずです。
だからもし、あなたが家事に関して不安に思っていることがあれば、それを彼に話してみましょう。
それで、彼がどんなリアクションをするか?
そこをジャッジ基準にすることをオススメします。
私たちシンヤ&サヤのケース
最後に、私たちシンヤ&サヤのケースをお伝えします。
私たちも、例に漏れず、家事を手伝う意志があるかどうか問題で、結婚前にモメた経験があります。
3回ぐらいモメました。
どの回も、サヤが号泣しました。
1回目は、夜の公園でした。
サヤ:「結婚するにあたって、不安なことがあるの。」
シンヤ:「え?何?」(ビックリしながら)
サヤ:「シンヤは、結婚したら家事をやる気はある?」
シンヤ:「え?やる気?うん・・・まあ・・・あるかって聞かれたら、まあ、あるけど・・・」
サヤ:「本当に??」
シンヤ:「え?どういうこと?どこまで期待されてるの?何をどこまでやったらいいの?」
サヤ:「具体的にそこまで考えてるわけじゃないけど、私は不安なの。自分が仕事と家事を両立できるかどうか。」
シンヤ:「まあ、家事なんてそんなに気合い入れなくてもいいんじゃない?」
(典型的な男性脳リアクションをしてしまいました)
サヤ:「そういう問題じゃないの!私がイヤなの!」
(サヤは泣き出しました)
シンヤ:「・・・」(え??なぜ泣く??俺はいったい、何を聞かれているんだ?何をテストされているんだ?分からない・・・どう答えたらいいんだ?)
サヤ:「私は不安なの!!」
シンヤ:「そ、そうか・・・俺も不安だよ。」
サヤ:「やる気はあるの?」
シンヤ:「あるかどうかって聞かれたら、あるけど・・・家事できるかって聞かれたら、普段そんなにやってないし・・・自分に家事スキルがあるかどうかなんて、正直分からん。」
(正直に答えてしまう、NGパターン)
サヤ:「はぁ・・・私、どうしたらいいの?」
シンヤ:(だから、何を聞かれているんだ~!どう答えるのが正解なんだ~!!)
これが1回目のやりとりでした。
ちなみに、この日は答えは出ず。
その後
その後しばらくした頃、旅行でホテルに泊まったときに、夜に急にこの話になって、また同じパターンを繰り返しました。
ほぼ同じ押し問答です。
そしてサヤは号泣しました。
さらにその後、また別のホテルで同じように夜に急にこの話題になりました。
そしてサヤは号泣しました。
シンヤはどう答えるのが正解か?まったく分かりませんでしたが、とりあえず「サヤが家事をモーレツに手伝って欲しいと思っている」ことは伝わりました。
そしてシンヤは、「結婚生活が始まったら、何はともあれ、家事はやろう!やらなかったら、離婚騒ぎになる可能性があるぞ!」と覚悟を決めました。
その結果、起業で在宅していたシンヤが平日は週5日、夕食を作り、毎日掃除機をかけ、洗濯物もやりました。
一方サヤは平日の皿洗いと、休日2日に料理、掃除(平日はできない部分を含む)、洗濯をするという割合に落ち着きました。
(ちなみに起業当初は、収入はほぼ全て会社員のサヤがまかなっていました)
でも、そこに至るまでには、またぶつかり合いもありました。
家事初心者のシンヤの働きにサヤが満足できず、激怒したりダメ出しを
して、シンヤもブチ切れるというカオス状態を経験しました。
でも、そのたびに話し合いました。
その後、サヤは家事の基準を変えて、シンヤも家事スキルがアップしました。
2人の妥協点が見つかったのです。
サヤはシンヤの想像以上の働きに満足し、不満を言わなくなりました。
さらにその後も、サヤが会社を辞めて起業した時や、子供が生まれたタイミングで都度2人で話し合い、割合を変えながら家事を分担しています。
やはりパートナーと話し合いができることが大切だと感じます。
家事の分担でサヤが泣くことはなくなりました。
以上が、私たちシンヤ&サヤのケースです。
結婚前に考える基準は、
「彼が家事をする人かどうか?」
ではなく、
「問題が発生した時、話し合える相手かどうか?」
それを基準にすることをおすすめします。
(完)(→この記事のシリーズを1話目から読む)
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