From シンヤ(男女のパートナーシップ研究所)
先日、Facebookのショート動画で、こんな面白い動画が流れてきました。
↓↓↓
https://www.facebook.com/reel/1792432791168147?fs=e&s=TIeQ9V
未来の婚活パーティーに参加している女性のストーリーです。
素敵なパーティー会場に、素敵な服装をした男女が集まって、会話している姿が映し出されます。
その光景自体は、今の婚活パーティーと同じ雰囲気です。
でも、1つだけ違う点があります。
参加者は全員メガネをかけていて、そのメガネがAIとつながっているのです。
これは近未来の婚活パーティーです。
会場にいる男女全員が、メガネを通して相手の情報を事前に知ることができます。
しかも、主人公の女性が話しかける前に、男性たちの頭上に「マッチ率」を表示してくれるのです。
71%、60%など、一目で自分の希望条件とのマッチ率が分かります。
マッチ率が高い男性を見付けたら、近づいていって、話しかけます。相手が射程距離の範囲内に入ったら、自分のメガメのフチを2回クリックします。
すると、その男性の頭上に、
・氏名
・年齢
・職業
・最終学歴
・年収
が表示されるのです。
ステータスを元に、話すかどうかを判断
それを見た上で、話を続けるべきかどうか判断する、という仕組みです。
(データの表示方法は近未来的ですが、やっていること自体は今の婚活パーティーと同じです。今の婚活パーティーでは、紙のプロフィールカードを交換するスタイルですが)
もちろん女性側も、男性たちから同じ方法でジャッジされます。
主人公の女性(動画内では名前が出て来ないので、ここではAさんとします)が話しかけた男性が、すばやく逃げていくシーンも映し出されます。
Aさんは、男性からまったくモテていない状況です。
ここで、視聴者は少し違和感を感じます。
Aさんの容姿は、決して男性からモテないタイプのように見えないからです。
Aさんが落ち込んだタイミングで、一人の男性が話しかけてきます。
Aさんは、すばやくメガネのフチをクリックして、その男性のステータスを表示させます。
ところが、その男性は中卒で年収400万円のフリーランスのエンジニアであることが分かるのです。マッチ率は26%です。
Aさんはためらいます。
相手の男性はそれを悟って、「ムリだったら全然・・・失礼しました。」と言いながら、離れようとします。
Aさんはそこでためらいながらも呼び止めて、
「いいんですか?私にはその・・・障がいが・・・」
と、告白します。
少しタネあかし
ここで視聴者は、「Aさんには障がいがあるから、他の男性たちから敬遠されてたのか!」と分かります。
でも、見た感じはどこに障がいがあるのか分かりません。
相手の男性は驚いて、自分のメガネをクリックして、Aさんのステータスをチェックします。
でも、視聴者にはAさんのデータは見えません。
ただ、Aさんのデータを見つめる男性の目線だけがアップで映し出されます。
その直後、その男性は笑顔でこう言うのです。
「これからの時代、もうそれは障がいじゃなくなりますよ。」
と。視聴者は、「Aさんの障がいって、何だろう?」と疑問に感じます。
「あ、でも・・・ムリだったら全然大丈夫です。すみません。」
と言いながら、また離れようとします。
するとAさんは、「あ、話します!話しませんか?」と呼び止めます。
そこから話してみると、Aさんとその男性は、趣味がすごく合うことが分かります。
大好きで何度も見た映画が同じことが判明して、その話題だけですごく盛り上がるのです。
婚活パーティーが終わった後ですべてのタネあかし
(※ここから先はネタバレになるので、先に動画を見てから読むことをオススメします)
司会者が婚活パーティー終了の合図をすると、司会者は自分のメガネをクリックします。
すると、その場から姿が消えていなくなってしまうのです。
司会者がいなくなった直後、他の参加者の男女も同じようにメガネをクリックして、消えていきます。
そして最後に、Aさんも男性とまた会う約束をして、消えるのです。
そして、Aさんが目を開くと、普段着で部屋にいる姿が映し出されます。
そう、これはVRの世界だったのです!
VRの世界に男女が集まって、婚活パーティーを開いていたというわけです。
そして、Aさんが笑顔で自分のベッドに向かうシーンが映し出されます。
その時に、Aさんは車いすに乗っていることが分かります。
ここで初めて視聴者は、Aさんが歩けないことを知ることになるのです。
相手の男性は、Aさんの障がいを知っていて、Aさんと仲良くなろうとしていたことが分かります。
そして、それがもう、障がいにならなくなる日が来ることも・・・
めっちゃ良いストーリーだ!!
と思って涙した瞬間、Aさんのお母さんらしき人の姿が映し出されます。
お母さんは厳しい表情で、
「その人はやめておきなさい!」
と言います。
Aさんは「え?」と固まって、
つづく・・・
と表示されるのです。
僕はこれを見たときに、短い動画の中に、よくここまで色んな要素を詰め込んだもんだ!と驚きました。
技術がどんなに進化しても、男女が求めるものは変わらないという真実や、婚活パーティーのあるある、そして、やっと出会えた男性の話をしたら、親から反対されるという、これもあるある・・・
おそらく、多くの独身&既婚男女の「既視感」を与えて、訴えかけてくるものがあると思います。
僕も、自分が婚活パーティーに参加しまくっていた6年間を思い出しました。
そして、この動画のコメントを読んで、多くの人たちが感じている痛みが見えてきた気がしました。
・・・つづく。
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